プレイライフが手がけた京都府和束町の事例についてご紹介します。

 

京都府相楽郡和束町は、京都府の南部に位置する町で、京都中心部から約1時間半ほどの場所にあります。別名「茶源郷」とも呼ばれ、お茶の産地として全国的にも有名で、観光客が年々増えている注目のエリアです。

 

自治体である和束町様の依頼を受け、観光地として魅力を発信していくことで和束町に訪れる観光客を増やし、町の活性化を促すサポートを行いました。

 

お茶の町としてのブランディングは十分。しかし旅行先としての決め手に欠けることが課題

 

和束町は、綺麗な空気と冷涼な気候のため、おいしいお茶を育てる環境に恵まれた地です。周囲に和束川が流れていて、豊かな土壌を形成すると共に、周辺の森林から出る霧が遮光効果を持ち、お茶の旨味を引き出す環境が整っています。

 

ここの茶畑は、山の斜面を切り開いて作れられており、きれいに整備された畝が見事な景観を生んでいます。宇治茶として出回っているお茶のうち、40%近くは和束産と言われており、宇治茶といえば和束の名前がまず挙げられるほどです。

 

そうした特徴がある和束町は、お茶を中心に様々な観光施設が登場してきていましたが、実際どんな場所があり、どんな楽しみ方や魅力がある町なのかということが一般に知れ渡っていませんでした。

 

お茶が有名であるというブランディングにはある意味成功していたのですが、具体的に何ができるのか、旅行者にとって数ある中から選ばなくてはならない観光先として魅力がイマイチはっきりしないという課題です。

 

このプロジェクトでの依頼内容は、そんな和束町を観光先、旅行先として考えるに当たり、具体的にどんな体験ができるのかということを明確に打ち出したいというものでした。

 

 

観光における課題を、より地元の魅力を引き出す形で克服。ターゲットの若い女性に和束町を最大限満喫してもらう

 

プレイライフの強みは、月間ユーザー数が300万人を超える遊びのメディア「PLAYLIFE」を通じて、メインユーザーである20代〜30代の若者へ情報を発信できることです。いただいた依頼に対し、魅力的なモデルコースを作成して取材し、「PLAYLIFE」の記事にすることによってターゲットへのアプローチを行ないます。

 

自治体様からプレイライフへいただく依頼には、「若い女性をターゲットにしたいが、どうすればよいかわからない」といった内容のものが多いです。たしかに、年齢も性別も違うターゲットの感性や気持ちを汲んだ企画内容は考案し辛いものですので、ありがたいことに、そこに強みを持つプレイライフをご指名いただくことが増えてきました。

 

今回も、クライアント様のご意向もあり、プレイライフの強みである若い女性をターゲットとして、プラニングを進めることとしました。

 

プレイライフの地方創生、地域活性化プロジェクトではまず実際に現地を取材します。その目的は、観光スポットとされている場所への理解を深めるという側面もありますが、インターネットやガイドブックでは拾えない魅力のあるスポットを発見することや、スポットを移動する際などの小さな課題を認識するというためでもあります。

 

地元の人からしてみれば特筆するまでもないオブジェや建物だったとしても、SNS映えする写真が撮れるスポットであることもありますし、珍しい貴重な体験であったりもします。そういった、埋もれてしまいがちな魅力をしっかり拾い上げる必要があります。

 

また、スポットを回ると意外な落とし穴に気づいたりします。例えば、完璧な観光プランを作り上げたつもりでも、トイレに立ち寄れる時間や場所を確保しにくかったり、移動のための交通機関の待ち時間が非常に長かったりと、問題が起こってしまうことも多々あります。

 

そのような理由で、プレイライフでは現地取材も重要視しているのですが、今回も実際に和束町を散策することで観光客にとっての課題が見えてきました。

 

それは町中に細い路地やあぜ道が多く、車で移動しづらいということでした。特に女性は狭い道の車の運転を得意としない方が多いのではないでしょうか。これは若い女性観光客の誘致を目指す上で非常に大きな障壁です。

 

そこで、この道の狭い町をどう巡るのが良いかを考えた結果、自転車を利用して移動することに行き着き、レンタルサイクルで町中を回れるプランを考えました。自転車だと、町の自然や雰囲気をよりダイレクトに味わうことができ、茶畑などの景観が美しい和束町との相性はピッタリです。課題を克服するだけでなく、より魅力が伝わる観光方法を導き出しました。

 

お茶の淹れ方を教えてもらうワークショップを体験できたり、茶団子や抹茶など和スイーツを食べられる和カフェの紹介や、茶そばが美味しいレストラン、インスタ映え間違いなしの抹茶ティラミスが看板メニューのおしゃれカフェなど、女性に刺さるスポットを和束町の名産であるお茶を中心に組み立てました。

 

もちろん、和束町でいちばん有名な「石寺の茶畑」のような定番スポットは外さずに紹介しています。既存の観光資源を活用してターゲット向けに紹介スポットをコーディネートすることでプレイライフならではの価値を出しました。

 

短期的な流入だけでなく、高い検索順位を維持することで継続的な流入を実現

 

完成した記事はSNSで数多くシェアされ、PVも2ヶ月で26000PVを達成しました。また、「和束 女子旅」「和束 インスタ映え」などのキーワードで検索上位に入っており、瞬間風速的なPVだけでなく、SEO(検索エンジン最適化)による中長期的な検索流入も実現しています。

 

記事などのコンテンツが検索エンジンで上位に表示されるための要素は色々とあるのですが、その中でも最も重要な項目の一つが、「ユーザーにとって価値の有る情報である」ことです。

 

プレイライフでは、ユーザーに本当に価値のある、実際に活用できる観光コース情報を提供できているため、インフルエンサーを活用してSNSでの拡散を狙う短期的な施策だけでなく、このように中長期的にも流入を見込むことができる検索エンジン対策も同時に実現できることを強みとしています。

 

和束町のプロジェクトも2018年初旬のものですが、長い期間が経過してもなお多くの人々に魅力を提供し続けることができるということは、他社にはないプレイライフの特徴と言えます。

 

→詳細記事はこちら①【サイクリング×フォトジェニックツアー編】

→詳細記事はこちら②【癒しのお茶体験編】

 

 

【プロジェクト概要】

お客様:京都府相楽郡和束町様

期間:1ヶ月

費用目安:50万〜