みなさんは「日本遺産」をご存知でしょうか?

 

「日本遺産(Japan Heritage)」とは、文化庁が2015年から創設した制度で、地域に点在する有形・無形の文化財をパッケージ化し、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを認定する仕組みです。

 

日本の地域にある文化的に大切な遺産などを、それが存在する場所の人々が自ら管理して活用しながら、国内外に情報発信することで観光客を集客したり、経済的もしくは文化的な活性化を目指すために作られたものです。

そしてこの日本遺産と、日本が誇る伝統芸能などの「Live Art(実演芸術)」を掛け合わせて新たな切り口で紹介する活動が、「ニッポンたからものプロジェクト-日本遺産×Live Art-」です。公益社団法人日本芸能実演家団体協議会が、日本の多彩で豊かな文化を再発見する機会を充実させることを目的に実施しています。

 

この講演が2019年3月9日〜10日に佐賀県有田市、長崎県波佐見市で開催されることとなり、周辺の観光スポットも含めて、本イベントを若者へPRするプロジェクトにプレイライフもご協力させていただきました。

 

今回はこの佐賀県と長崎県における地域活性化事例についてご紹介します。

 

イベントの参加をきっかけに、周辺の観光スポットにも訪れてもらうことが目的

 

今回のプロジェクトの課題は、「ニッポンたからものプロジェクト-日本遺産×Live Art-」のようなイベントを地域で開催した際、イベントに興味を持って地域へきてくれるものの、その地域に他にどんな観光スポットがあるかわからずにイベントだけ楽しんでそのまま帰ってしまうというお客さんが多くいるというものでした。

 

せっかく地域まで足を運んでくれたお客さんに、周辺の観光スポットやグルメなどその地域の魅力を楽しんでいってもらいたい。そのためにはイベント会場の周辺情報も合わせて情報提供する必要がありました。

 

そこで、地域の観光スポットをプランとして紹介できるプレイライフに、1泊2日でイベントと周辺エリアを回ることができるモデルコースの作成と発信のご依頼をいただきました。

 

 

日本遺産と伝統芸能というテーマでモデルコースを作成

 

プレイライフがモデルコースを作成し、観光プロモーションを行う際には、まず事前にインターネットなどで調査をして想定のコースの仮組みを行います。

 

今回は日本遺産や日本の伝統芸能に関するイベントであるため、モデルコースに組み込むスポットもなるべくそれらに関連がある場所を選定することにしました。

 

かつ、プレイライフが大事にしていることの一つである「リアルさ」を実現するため、イベントに参加しながらも現実的に回ることができるスポットを選定していく必要もあります。

今回は、1日目に佐賀県有田市、二日目に長崎県波佐見市に開催されるイベントを紹介するというものでしたが、それぞれイベント開始時刻は13時です。

そこで、午前中に回れるスポットを紹介し、そのままイベントに参加、その後さらに訪問できるスポットをコースにして紹介するという形式でプランを組んでいきました。

 

イベント会場周辺にある、有田焼の器で料理をいただくことができる宿泊施設兼レストランや、陶山神社、波佐見市の世界の窯の歴史と技術が見て学べるやきもの公園、製陶所など、地域の工芸品と関連したスポットを候補としました。

 

現地を取材することで、リアルな魅力を拾い集めて若者目線で発信

 

実際に有田市や波佐見市を取材してみると、インターネット上では調査できなかった、たくさんの魅力あるスポットがありました。

例えば陶山神社は、鳥居が陶器でできているという珍しいものでした。

 

また、やきもの公園は、インターネットでの情報やパンフレットの写真は味気ないものでしたが、実際に行ってみると写真映え、インスタ映えする撮影スポットがたくさんありました。

そこは現地の方にオススメしていただいた場所ではなかったため、現地の方々と都会の若者が魅力と感じるポイントに乖離があるということも肌で感じました。

また製陶所では、窯の中に実際に入って内側を観察できるなど想定していた以上に工房をしっかりと見学できたり、焼き物を作っているところを間近で見ることができたり、工程の細かい話をしていただいて理解を深めることができたのです。

 

プレイライフが観光プロモーションとしてこうした地域のスポットを紹介する際には、リアルでの取材で得た情報をしっかり組み込むことを大事にしています。

そこで今回も、現地で発見することができたリアルな魅力を記事内で紹介することにしました。

 

記事制作時に気をつけたことは、プレイライフのユーザーへの伝え方、表現の仕方です。「日本遺産」や「伝統芸能」は、特に若者に対しては少し硬い印象、とっつきにくい印象を与えてしまいます。

 

そこで、「新感覚イベント」という言い回しを使い、わかりやすく興味を引きやすい表現での紹介することにしました。

 

最後に

今回のプロジェクトでは、日本遺産や伝統芸能というテーマに沿って観光モデルコースを作成しました。

 

地域の魅力あるスポットを「点」ではなく「線」で紹介することと、現地でのリアルな情報を若者目線で整理して伝えることがプレイライフの特徴です。

 

地方自治体で地域の観光プロモーションをご検討の方、どのようにPRしたらよいかお困りの方は、是非プレイライフにご相談下さい。